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町長の部屋

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標茶町長

ごあいさつ

この度は標茶町のホームページをご覧いただきありがとうございます。
標茶町は、北海道の東に位置し、2つの国立公園を有する豊かな大自然に囲まれています。まちの南側には釧路湿原国立公園があり、総面積の43パーセントは標茶町に属し、貴重な動植物の生息地として守られています。北側には阿寒摩周国立公園の一部があり、透明度で名高い摩周湖からの伏流水が湧き出し、きれいでおいしい水を飲むことができます。

町の面積は1,099.37平方キロメートルで、東京都の約半分の広さです。この広大な土地を活かし、酪農や畜産が営まれており、乳牛約4万5千頭、肉牛約1万6千頭が飼育されています。生乳は首都圏に飲料牛乳として送られているほか、町内にある雪印メグミルク株式会社磯分内工場で「切れてるバター」や生クリームとして全国に届けられています。また牛肉は「星空の黒牛」ブランドとして、ふるさと納税返礼品では一番の人気となり、全国から良質な食材として好評を得ております。

標茶はかつて、終戦まで軍馬の生産で栄えた歴史もあります。全国の乗馬クラブなどで現役を引退した乗用馬が雄大な自然の中で余生を過ごす終の棲家つくりの事業がクラウドファンディングを活用し、道東ホースタウンプロジェクトとして始まるなど、新たな取り組みが注目されているところであります。

1月から3月にかけて「SL冬の湿原号」が釧路駅から標茶駅まで白銀の中を運行されます。春から秋までは「くしろ湿原ノロッコ号」が釧路駅から塘路駅をゆったりと走り釧路湿原を車窓から堪能できます。

ホームページには町の紹介や観光情報等さまざまな情報を掲載しております。このホームページの情報が、少しでも皆さまの暮らしのお役に立ち、また標茶町を知っていただくきっかけとなり、お越しいただければ幸いと存じます。

標茶町長 佐藤 吉彦

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