町長月誌 令和2年9月
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令和2年9月
9月30日 西別川の滝の調査に行ってきました
8月に、どさんこワイド179で西別川が紹介されてから、地元虹別出身にもかかわらず一度も滝を見たことが無かったので気になっていました。この度「虹別コロカムイの会」の阿部さんの案内で、場所の確認含めて調査してきました。
清流にしか育たないバイカモも、花の見頃は終わりましたが、まだ可憐な白い花が咲いている中を進んでいくと、西別川の支流左コトンナイ川の「大滝」が現れました。約4メートルの高さから水が流れおち、摩周湖の伏流水の湧水の多さを実感しました。そこから笹薮を越え林道に出て、孵化場と並行して流れる奥西別川の途中に「オソウシの滝」がありました。「オソウシの滝」は、釣り人にも知られた滝だそうです。調査を終えて孵化場を出るところで、偶然にも本州からフィッシャーマンあこがれの西別川に釣りに来たと言う女性二人に出会いました。
今から162年前、安政5年(1858年)に幕末の探検家松浦武四郎は、未踏の地であった西別川上流にも滞在して調査を行っていますが、一部ですが同じ所をまわったのかなと感慨深いものがあります。
久しぶりに、普段の雑踏を離れて、マイナスイオンたっぷりの、奇跡の清流と言われる西別川の源流に触れることが出来ました。
非常に素晴らしい場所ですので、環境を保全するとともに、ワイズユースが出来ないかなど思いを巡らしております。
大滝
オソウシの滝
9月28日 夕陽ノロッコ号をお出迎えしました
夕陽ノロッコ号が9月28日から30日の三日間運行されます。
初日の28日に、塘路駅でミルクックさん、ハッピーくろべえとお出迎えをし、地元のお菓子屋さん石川十字堂の「とうろパイ」と町の観光パンフレットを配布し歓迎しました。
三日間の指定席は完売との事で、世界三大夕日に数えられる釧路の夕日を車窓から楽しもうと、塘路界隈も賑わいを見せております。
今年のノロッコ号は、毎週末を中心に10月18日まで運行されますので、ぜひ、秋の釧路湿原を車窓から楽しんで下さい。
9月25日 小泉進次郎環境大臣に茅沼地区宿泊施設改修の要請を行いました
二度目の環境大臣に就任された小泉進次郎環境大臣が阿寒摩周と釧路湿原の二つの国立公園の視察に釧路入りされました。
その際に特別に時間をいただき、現在環境省の補助事業の採択を受けて茅沼地区宿泊施設の実施設計を行っておりますが、来年度から2か年で予定している改修工事の円滑な実施に向けての補助事業の採択などについて要請を行いました。
小泉大臣からは、隈研吾氏により設計が行われていることはご承知のようで、完成したら是非泊りに来たいとのお言葉を頂きました。
一日も早い、茅沼地区の宿泊施設の再開を目指して、進めて参りたいと存じます。
9月16日 標茶集治監無縁物故者合装慰霊法要に参列しました
例年、町内外の関係者にご参列いただき、標茶集治監無縁物故者合装慰霊法要は行われておりましたが、今年は新型コロナの関係で、釧路刑務所、釧路仏教会や役場管理職の皆さんなど、限られた参加となりました。
釧路集治監の存在や、受刑者の皆さんの労役が、道路整備のほか、地域の環境整備など、この地域の開発の大きな礎となったことを忘れることなく後世に伝えていかなければなりません。