帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部助成を開始します
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令和6年5月1日より、帯状疱疹の発症予防とともに、かかったときの重症化や後遺症を防ぐことを目的に帯状疱疹ワクチンの一部助成を開始します。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかった人の体の中にひそんでいたウイルスによっておこります。加齢や疲労、ストレスなどで体の抵抗力が下がったときに再びウイルスが活性化して帯状疱疹を起こします。水ぼうそうにかかったことのある人では、約10から30パーセントが生涯に一度は帯状疱疹を発症し、50代から増加し、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験すると推定されています。
主な症状
帯状疱疹の特徴は、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。なおるまでには1カ月ほどを要します。発疹がなくなった後も不快な痛みが3カ月以上にわたって続くことがあります。これを「帯状疱疹後神経痛」と呼びますが、長ければ数年にわたることもあります。
治療法
抗ウイルス薬と痛み止めを内服します。抗ウイルス薬の開始が早いほど治療効果が高いので、発疹出現後3日(72時間)、遅くとも5日以内の開始が望まれます。また、より早期に治療を開始することは、帯状疱疹後神経痛を予防するためにも重要です。
予防方法
帯状疱疹は過労や過度なストレスで免疫力が低下することで発症しやすくなるので、「栄養バランスのとれた食事」「十分な睡眠」を心がけることが大切です。また、50歳以上の方は帯状疱疹ワクチンを受けることも有効です。本町の助成内容は以下の通りです。
助成内容
対象者
標茶町に住民票があり、接種日に満50歳以上の方
接種医療機関
標茶町立病院
(注)施設入所者や長期入院されている方は、町外医療機関で接種可能な場合がありますので、ご相談ください。
ワクチンの種類と自己負担
ワクチンは2種類あります。効果や副反応などに違いがありますので、医師に相談するこ
とをおすすめします。生涯1回、どちらか一方のワクチンの助成になります。
水痘ワクチン | 帯状疱疹ワクチン | |
ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活性化ワクチン |
接種回数 | 1回 | 2カ月以上あけて2回 (注)接種間隔が2カ月を超えた場合、6カ月後までに2回目を接種 |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内接種 |
予防効果 | 約50~70パーセント | 約90~97パーセント |
副反応 | 5パーセント以上:注射部位の発赤・そう痒感、熱感、疼痛 | 10パーセント以上:注射部位の疼痛・発赤・腫脹、胃腸症状、頭痛、筋肉痛 |
持続性 | 5年程度 | 10年程度 |
自己負担額 | 4,500円 | 各回10,000円 |
(注)生活保護受給者はどちらのワクチンも無料です。(事前に申請が必要です) |
申し込み先の流れ
- 接種希望日の1週間前までに予約してください。
予約先:標茶町立病院(TEL485-2135)
(注)生活保護受給者は、予約前に必ず健康推進係で無料接種券の申請(電話または来所)を行ってください。申請受理後、無料接種券を発行しますので、日にちに余裕をもって申請してください。 - 予約後、予診票・代理受領申請書が送られてきます。
- 接種当日は診察券、保険証、予診票、代理受領申請書を記入の上、持参ください。無料接種券を申請した方は、届いた無料接種券を必ずお持ちください。
- 接種後に自己負担額をお支払いいただきます。
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アドビシステムズ社サイト(このリンクは別ウィンドウで開きます)より無償でダウンロードできます。
標茶町 保健福祉課健康推進係
〒088-2311 北海道川上郡標茶町開運4丁目2番地
TEL 015-485-1000 FAX 015-485-2177