農業経営継承事業
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農業経営継承事業とは
標茶町では、後継者がいないなどの理由により農業経営を譲りたい方がいる場合、農業経営を意欲のある人材に引き継ぐ農業経営継承事業に取り組みを行っています。関係機関が一丸となって継承までのサポートを行います。
資産の評価や継承にあたっての権利関係など、標茶町担い手育成協議会(町・JA・普及センター・農業委員会・NOSAI等)と指導農業士会がチームを組んでコーディネートします。
譲りたい人、受け継ぎたい人の条件が合致した場合、両者・標茶町担い手育成協議会立会いのもと面談・面接を行い、両者が合意する場合、合意書を交わした上で継承に向けて事業開始となります。
支援内容
農業者の方への支援
継承までの期間、研修受入謝礼として指導謝金月額10万円(町5万円、JA5万円)を支給
新規就農者の方への支援
経営安定支援として年額300万円(町150万円、JA150万円)を上限に、5年間支援
継承事業の流れ
継承事業の流れ
1.経営を譲りたい方の登録
まずは、事業開始にあたりこの経営継承をしてもいいとお考えの農業者の方の登録申請受付を行います(経営移譲希望登録申請書を提出願います)
(注)経営移譲希望登録申請書は、本ページの下部よりダウンロードできます。
申請書受理後、関係機関による審査会を経て登録の可否を決定します。
審査会では、申請者の経営状況、就農予定者への指導能力、関係機関と密接な連携がとれるかなどチェック表により審査を行います。
また、継承予定資産の概算資産額の評価もさせていただきます。
2.経営を受け継ぎたい方の登録
農業経営を始めてみたい人、すでに実習等により技術習得済みの人など新規就農を目指しているが、就農地が決まっていない、これから探そうと思っている人など、移譲希望者の経営を引き受けしたいという方の登録申請受付を行います(農業経営継承事業への参加申込書を提出願います)
(注)農業経営継承事業への参加申込書は、本ページの下部よりダウンロードできます。
3.マッチング
継承希望者の希望条件に合う農家選定作業を行い、その農業者等と面談等の調整を行うこととなります。
4.研修準備
面談等により両者の合意が成立した場合、事業のスタートとなります。
この際には、次の合意書の取り交わしをしていただきます。
両者間でトラブル等が生じないよう関係機関によるコーディネート・サポートを行っていきます。
5.継承合意書の締結
移譲予定年度、継承資産の額、継承の方法などを明記します。
この際、第3者による資産評価も行い、双方が納得できる内容の合意となるよう取り進めます。
一方的な提示額による合意は避けましょう。
合意が成立すれば研修開始し、移譲予定年度までの準備も同時に進めていきます。
移譲希望農業者に対しては、研修期間中指導謝金の支援も行います。
6.研修開始・継承準備
新規就農予定者の経験等の実績により研修・実習期間の年数を決めますが、経営継承先となる農家での研修期間を1年間程度持ち共同作業をすることを進めます。
研修実績がない就農予定者の場合、1年目を指導農業士等実習生受入登録農家、2年目に移譲予定農家での研修とすることもあります。
7.経営継承
研修期間満了し、就農予定者の技術力・経営力が整い、合意書に基づく移譲が行える場合、経営継承となります。
移譲にあたっては、各種制度の活用、資金対応など情報提供を行い、就農後の経営安定に向けたサポート支援も行っていきます。
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標茶町役場 農林課農業企画係
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TEL 015-485-2111 FAX 015-485-4111