定期接種及び任意接種の帯状疱疹ワクチン予防接種について
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定期接種及び任意接種の帯状疱疹ワクチン予防接種について
令和7年4月1日より帯状疱疹ワクチン予防接種が定期接種化されました。定期接種の対象者は対象年齢が決まっています。定期接種対象者に該当しない場合は、帯状疱疹ワクチン費用の一部助成事業を利用して接種することが可能です。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかった人の体の中にひそんでいたウイルスによっておこります。加齢や疲労、ストレスなどで体の抵抗力が下がったときに再びウイルスが活性化して帯状疱疹を起こします。水ぼうそうにかかったことのある人では、約10から30パーセントが生涯に一度は帯状疱疹を発症し、50代から増加し、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験すると推定されています。
主な症状
帯状疱疹の特徴は、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。なおるまでには1カ月ほどを要します。発疹がなくなった後も不快な痛みが3カ月以上にわたって続くことがあります。これを「帯状疱疹後神経痛」と呼びますが、長ければ数年にわたることもあります。
治療法
抗ウイルス薬と痛み止めを内服します。抗ウイルス薬の開始が早いほど治療効果が高いので、発疹出現後3日(72時間)、遅くとも5日以内の開始が望まれます。また、より早期に治療を開始することは、帯状疱疹後神経痛を予防するためにも重要です。
予防方法
帯状疱疹は過労や過度なストレスで免疫力が低下することで発症しやすくなるので、「栄養バランスのとれた食事」「十分な睡眠」を心がけることが大切です。また、帯状疱疹ワクチンの予防接種を受けることも有効です。
定期接種
定期接種の対象者
- 年度内に65歳を迎える方
- 令和7年度から5年間の経過措置として、その年度に70・75・80・85・90・95・100歳になる方
年齢 | 生年月日 |
65歳 | 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日 |
70歳 | 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日 |
75歳 | 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日 |
80歳 | 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日 |
85歳 | 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日 |
90歳 | 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日 |
95歳 | 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日 |
100歳以上 | 大正15年4月1日以前に生まれた方 |
※今年度の対象の方は、今年度限り定期接種の対象になりますので、令和8年3月末までに接種を完了させてください。5年ごとの経過措置の対象にはなりませんので、ご注意ください。
※令和6年度までに帯状疱疹ワクチンの接種を完了している人は、原則対象外になります。
接種を希望する方は予約が必要です
個人の発症や重症化予防が目的ですので、接種するご本人の希望により行われる予防接種です。
実施医療機関
標茶町立病院 内科外来
- 月、木、金:8時45分~11時00分、14時00分~15時45分
- 火、水:8時45分~11時00分
※長期入院や施設入所等、やむを得ない理由がある場合は、健康推進係へご相談ください。
ワクチンの種類と接種料金(自己負担額)
ワクチンは2種類あります。接種方法や、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
水痘ワクチン | 組換えワクチン | |
---|---|---|
ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活性化ワクチン |
接種回数 | 1回 | 2カ月以上あけて2回 (注)接種間隔が2カ月を超えた場合、6カ月後までに2回目を接種 |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内接種 |
予防効果 | 約50~70パーセント | 約90~97パーセント |
副反応 | 5パーセント以上:注射部位の発赤・そう痒感、熱感、疼痛 | 10パーセント以上:注射部位の疼痛・発赤・腫脹、胃腸症状、頭痛、筋肉痛 |
持続性 | 5年程度 | 10年程度 |
自己負担額 | 3,000円 | 各回 6,000円 |
(注)生活保護受給者、非課税世帯はどちらのワクチンも無料です。予約の際にお申し出ください。 |
申し込み
- 接種希望日の1週間前までに予約してください。
予約先:保健福祉課健康推進係(TEL 015-485-1000)
※組換えワクチンをご希望の方は2回接種になりますので、1回目の接種が済んでから、直接町立病院へ2回目の予約が必要になります。
- 予約後、必要回数分の予診票等が送られてきます。
任意接種
任意接種対象者
標茶町に住民票があり、接種日に満50歳以上の方
接種医療機関
標茶町立病院
※長期入院や施設入所等、やむを得ない理由がある場合は、健康推進係へご相談ください。
ワクチンの種類と自己負担
- 水痘ワクチン:4,500円
- 組変えワクチン:各回10,000円
※生活保護受給者はどちらのワクチンも事前申請をすることで無料になります。
※生涯1回、どちらか一方のワクチンの助成になります。
申し込み
- 接種希望日の1週間前までに予約してください。
予約先:標茶町立病院(TEL 015-485-2135)
※生活保護受給者は、予約前に必ず健康推進係で無料接種券の申請(電話または来所)を行ってください。申請受理後、無料接種券を発行しますので、日にちに余裕をもって申請してください。 - 予約後、予診票・代理受領申請書が送られてきます。
- 接種当日は診察券、保険証、予診票、代理受領申請書を記入の上、持参ください。無料接種券を申請した方は、届いた無料接種券を必ずお持ちください。
標茶町 保健福祉課健康推進係
〒088-2311 北海道川上郡標茶町開運4丁目2番地
TEL 015-485-1000 FAX 015-485-2177
